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新八達がやってきた場所は、銀時と別れたあの場所……。
そこにいたのは、傷だらけで息をきらしている高杉
そして、煙が上がっているところから出てきた傷だらけの銀時だった。
激しい戦いをしていることが、誰でも察しがつく光景だ。
銀「ハァ、ハァ……なかなかやるじゃねーか。」
高「ふん。」
2人はもう一度刀を構えなおす。
ガギッ…ガッ……キンッ…
刀を振る速さが早すぎて、まったく言葉が出てこない。
すると……
ブシャァァァ…
銀「ぐっ……」
左肩から胸辺りまで斬られた銀時は、大量に血を流しながら膝をつく。
新「……銀さん!!」
見ていられなくなった新八は、銀時のもとへと走りだそうとしたが…
銀「……来んな!………いっ!」
新「銀さん!…無茶しないでください、そんな傷で……。」
銀「……ハァ、ハァ…いいから、おめーはそこにいろ。」
高「心配すんな。みんなして、あの世に送ってやるよ」
一旦距離をとった高杉が、一歩踏み出したとき。
ドガァァァァァン
一発の砲弾が、銀時と高杉の間に放たれたのだ。
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