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「…飛鳥の素は、俺にだけかと思ってたんだがな?」
佐伯は言って、飛鳥をチラリと見たら、飛鳥は眉を寄せて和地を睨んでいた。
和地はムッとしたまま、綺麗にほぐした魚を食べている。
「…いつから?」
「中等部。初めて話した時、間延びじゃなかったし」
飛鳥は記憶を探る。
いつ、こいつに合った?
和地はみそ汁に手を伸ばしながら、佐伯を睨んだ。
「俺、飛鳥先輩まぢだから。牽制効かないですから」
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