5月~番外

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「祐一、ちゃんと飛鳥カバーしてやれよ?」 長谷川は「はあい」と、返事だけは優等生。 藤美はそんな長谷川に、苦笑した。 エレベーターの前で、飛鳥は携帯を取り出す。 佐伯に連絡を取ろうとした所に、コンビニ袋を片手に持った、和地がやって来た。 「飛鳥先輩八階?」 食堂での会話を思い出しながら、和地は飛鳥に声をかける。 「会長さまあ、そうなんですう」 飛鳥はタイミング良いなあ、なんて思いながら、携帯を閉まった。 .
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