5月~番外

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話し込みすぎたと思いながら、飛鳥は佐伯の部屋を出た。 チラリと、和地の部屋の方を見る。 まあ、追いかけ回されたくないし。 飛鳥は和地の部屋に向かった。 「…わ…想定外」 扉を開けた和地が、上半身裸で、タオルを肩に置いている状態なのに、飛鳥は眉を潜めた。 「風呂?とりあえず来たから、明日から追いかけ回さないでね?」 そのまま踵を返した飛鳥の腕を、和地は慌てて掴んだ。 「出たとこだし、上がってよ飛鳥先輩」 和地の銀髪から、滴が落ちる。 .
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