5月~番外

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和地の部屋は、なんだかごちゃごちゃしていて、飛鳥は呆れながらそれを見回した。 「……和地、エアガンもってるんだ」 コーヒーを入れながら、和地は苦笑した。 「飛鳥先輩まぢ覚えてないんだ」 和地からコーヒーを受け取り、飛鳥はああ、と思い出す。 「いつあった?」 和地はにんまり笑う。 「いいよ、俺だけの秘密」 飛鳥は興味無さそうにエアガンを手にとる。 10歳以上用のM92Fは、コッキングが軽く素直な弾道が魅力で、ガスが要らないのはいいよな、なんて飛鳥は思う。 .
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