5月~番外

24/25
前へ
/1116ページ
次へ
飛鳥の持ち込んでいるエアガンは、正確には18歳以上用のガスガンだ。 「和地、僕に本気なの?」 和地は少し真面目な顔で、飛鳥を見下ろした。 「本気だよ」 飛鳥はふうんと、エアガンをくるくる回した。 「抱きたいの?」 「…まあ最終的には」 飛鳥は目を細めて、エアガンを元に戻した。 「抱かせてやるから、二度と僕に近づかないで?」 無表情に言う飛鳥に、和地はにんまり笑った。 「なら抱かないし」 しばらく見つめあい、飛鳥は深くため息を吐き出した。 .
/1116ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3639人が本棚に入れています
本棚に追加