sachi:1

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ほらやっぱり… 聞かせたくないことしゃべってた証拠じゃん… もう私は耐えきれなかった… 「だから!! 泣いてなんてないからっ! 早くエミちゃんの所に行きなよ!!!」 … 言ってしまった… 「は…? なにそれ……… なんでエミの所になんか…」 「は…??? さっき『エミちゃん、好きだよ』っていってたじゃん! 誤魔化さないで!」 あー。 やっぱり私可愛くないなあ… だから幸人も呆れちゃうんだよね… 「だから、なんでエミがそこで出てくるんだよ! 俺が好きなのは、さっちゃんだけだよっ!」 「うそ。 絶対うそ!!! だって……………」 ♪~♪~ 幸人の携帯の着信音がなった… 幸人は何かバツの悪そうな顔をした… 「携帯貸して… エミちゃんでしょ…??」 私は震える声で言った… 「やっ… 違うから…」 バンッ 私はむしりとるように、無理矢理携帯を奪った…
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