ぜんぶ、新しく

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―――桜が、舞う。 いつかは散ってしまうのに、どうして一生懸命咲き誇るのだろうか。 クラス発表を見に、中庭に出る。 「美琴ちゃん。」 「あ…唯ちゃん。おはよ。」 「おはよ!今年も同じクラスだね!」 「え、ほんと??わ、嬉しい!三年間同じクラスだね。」 親友と言えるのは多分彼女だけだ。 「じゃ、教室行こっか。」「うん。」 唯ちゃんと、新しい教室に向かった。
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