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バルツシルト学園長の話を聞いた魁斗の行動は速かった。
魁斗はすぐにその剣を投げ捨てた。
「おぃおぃ、そんな乱暴に扱っちゃダメっしょ。」
武器錬成専門の鋼鉄の女と呼ばれる「ヘラ=イストス」が拾いあげようとしたとき、
イストスは弾き飛ばされ、気を失ってしまった。
「このディペインの剣「ガルテミス」は魁斗くん、君にしか扱えないんだ。
そこを充分理解を頼むぞ。イストスを医療室へたのむ。」
バルツシルト学園長の言葉には頷けない魁斗。
「どうして俺なんですか?てか、どうして俺がここに呼ばれたんですか?」
魁斗は理解したものの、疑問は消えていなかった。
それはわしにもわからぬ、と魁斗の欲しかった返事は貰えなかった。
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