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「彼女を離せ!」
「はぁ、また面倒事かよ」
を連れ戻そうとする金髪のイケメンと灰髪の微イケメンと言うなんとも粋なシチュエーション
イケメンは死ねばいいと思う
って言うか髪の色が両方アニメみたいだなwww
ちなみに俺はフツメン(そう信じたい)で奴隷はムカつくことに微イケメン
酷く死ね
「すげー、あんなギャルゲーみたいな奴ら始めて見た!」
「お前も大概脇役とかにいそうだけどな」
俺らが喋りながら傍観してるうちに、灰髪あっという間に黒服をこてんぱんに
金髪の奴、女の子助けるだけか……
あ、女の子金髪に惚れたっぽいな
そうこうして二人は、嵐のように過ぎ去って行った
「珍しいもん見たな~」
「たしかに俺達のようなモブキャラにはなかなか見れない物だな……ん?」
過ぎ去って行った二人をぼーと見ていると、不意に冷たい何かが頬に当たる
「雨?……やばっ!今日夕方から大雨言ってたぜ……俺濡れるの嫌いだから先帰るな!じゃあなっ!」
そう言うと次郎はダッシュで帰って行った
あぁ、これでもう奴隷もとい次郎の出番は終わりか……wwwww
「しかし……凄い雨だな、雷も鳴ってきたし」
大雨の中さっき出した折りたたみ傘をさし悠々と歩いて帰る
今日雨が降るのはチェック済みでなのでーす
ゴロゴロと鳴く空に鬱陶しさを感じつつ帰っているのだが如何せん雷がやたらとうるさい
しかも音が徐々に近付いてきてる気がする
……おいおいまさか
「降ってくるなんて言う……
ピカッ
言いきる前に白い閃光に包まれ
俺は意思を手放した
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