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ヒュォォォオオオオオオオオ・・・バサ・・・バサ・・・
ゆっくりと何かが洞窟の入り口へと降りてこようとしている。
その姿はまだ確認出来ない。
緊張した時間が続く。
アイリもベペポも息を殺してじっと1点を見つめていた。
ズシ・・・ズシ・・・グォォォオオオオオオオオ!!!!!!「アイリ避けるニャ!!!」
ベベポの声と共にアイリは地面へと叩きつけられた。
ベベポに身体を突き飛ばされていなければ今頃アイリはモンスターの咆哮によって落ちてきた氷柱により大きなダメージを受けていただろう。
アイリは今まで自分の立っていた場所にあった砕けた氷を見てぞっとした。
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