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サァ・・・とシャワーの流れる音がする。
シャワーの湯がふくよかな胸・・・引き締まった腰・・・そして細い足へとつたっていく。
「・・・絶対・・・見付ける・・・」
キュッとシャワーをとめる。
シャワーをとめたことにより段々とその湯気がはれていく。
「あみんはん?
あんまり長いと逆上せるんとちゃいます?」
シャワー室の外からさくらの声がする。
あみんはすぐあがる・・・とだけ外に声をかけると腰まで伸びた真っ直ぐな髪を持ち上げた。
その背中には大きな爪痕がある。
背中全体にかけてあるその爪痕はモンスターとの死闘の末、ついたものだろう。
あみんは髪の水気をとると、そっと背中の傷を鏡に映し見やった。
「絶対・・・見付ける・・・消えた雷狼竜を・・・」
あみんはぐっと拳を握った。
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