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「ニャ~」
「あら、1人でおつかい?偉いね~」
ようやく道具屋へとたどり着いた柚葵。
その道具屋から少し離れた場所には疲れ切った顔のベベポと笑顔のしろーがいた。
情報屋YUKIと別れてからも犬に追いかけられたり(しろーが犬へとベベポを投げつけた)、女性ハンターに『可愛い~♪』と絡まれたり(しろーがハンターへとベベポを・・・以下略)、怪しげなおじさんに何か買わされそうになったり(しろーが・・・以下略)・・・エンドレス。
とにかく色々な障害を乗り越えてたどり着いた。
柚葵が無事何事もなく道具屋へたどり着いたのは、ベベポのおかげといっても過言ではないだろう。
「回復薬1つね」
柚葵がガマ口から買い物リストの書いてあるメモを取り出し渡す。
道具屋のお姉さんがそのメモを見て回復薬のおいてある棚へと移動する。
「あら・・・回復薬はさっき売れたものでちょうど在庫切れだったみたいだわ」
『何故か大量に売れてね・・・今至急で取り寄せてるのだけれど・・・』と困った顔で道具屋のお姉さんは言った。
柚葵も悲しそうに俯く。
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