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「そしてこちらがイカロスです」
ひーが自分の足の後ろに隠れていたアイルーを前へと押し出す。
イカロスと呼ばれたアイルーがペコンとお辞儀する。
慌ててアイリもお辞儀をした。
「イ、イカロスですニャ・・・」
それだけ言うとピューっとひーの後ろへと隠れてしまう。
アイリもベベポも唖然としてひーの方を見た。
「イカロスは恥ずかしがり屋なんですよ。
悪気はないので許してやってください」
「は、はぁ・・・」
アイリが気の抜けた返事をする。
ようやく薬の調合が終わったのかYUKIがお茶を飲みながらこちらへとやってきた。
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