第7話

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「そしてこちらがイカロスです」 ひーが自分の足の後ろに隠れていたアイルーを前へと押し出す。 イカロスと呼ばれたアイルーがペコンとお辞儀する。 慌ててアイリもお辞儀をした。 「イ、イカロスですニャ・・・」 それだけ言うとピューっとひーの後ろへと隠れてしまう。 アイリもベベポも唖然としてひーの方を見た。 「イカロスは恥ずかしがり屋なんですよ。 悪気はないので許してやってください」 「は、はぁ・・・」 アイリが気の抜けた返事をする。 ようやく薬の調合が終わったのかYUKIがお茶を飲みながらこちらへとやってきた。
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