第7話

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*** 「・・・そういえばアイリさんたちは何故孤島へ?」 船に揺られながらひーはアイリたちに尋ねる。 ひーの膝の上ではイカロスが気持ちよさそうに眠っている。 「えっと・・・」 アイリが答えに困っているとベベポが『お前には関係ないニャ』と冷たく言った。 その物言いにアイリは驚いてベベポの方を見た。 けれどもベベポは船のへりに体重を預け、ずっと海の方を眺めている。 「あ、すみません・・・いつも一言余計なことを言ってしまうみたいで・・・」 ひーはまずいことを聞いたと思い、アイリとベベポに謝る。 アイリはそんなひーに『気にしなくていいよ』と声をかける。
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