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「あ・・・これは、モンスターとの対戦で負傷して・・・」
「そっか・・・」
ひーが話を濁らしたため、アイリはそれ以上詮索出来なかった。
「ね・・・何か見えるよ・・・??」
アイリが段々と見えてきた孤島の方を指差して言う。
ひーもアイリにつられ、視線を孤島の方へと向けた。
海岸付近で小さな影がぴょんぴょんと飛び上がり、こちらに合図しているように見える。
「嫌な予感がするニャ・・・」
ベベポはそう呟きながら、何故か逃げ腰体勢だ。
アイリがその姿にピンときたのか一生懸命孤島の方へと目を凝らす。
ひーはよくわからず首を傾げた。
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