兎の手

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それは澄み切った青空の日 街を眺められる小高い山の草原の隅で私は泣いていました 「わぁん!クーちゃんのバカァー!!」 体中泥んこだけど気にならない クーちゃんに負けたと思うと心の底から腹が立った 本当はものすごいくだらない事なのに…… ――――― 「クーちゃん、遊ぼ」 『いいよぉ、何して遊ぶ?』 クーちゃんと私は大の仲良し クーちゃんは少しお姉さんっぽい性格 私のお願いをなんでも聞いてくれる そんなクーちゃんが私は大好き
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