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「何分やった?」
「13分ゃけ、後5分あるょ」
海斗が私に心配そうな顔で言う。
「もぉ行ったがいいんゃない?間に合わんやったら行かんゃろ」
「わかった。じゃぁ、メェルしてね♪」
海斗ゎ頷いた。
私ゎ、改札を抜けて振り返った。
すると、海斗ゎ少し悲しそうな顔で見送って居てくれた。
ホームに上がれば、さっき歩いていた道が見える。
そこを眺めていると海斗の姿が見えていた。
あまりにも、遠すぎて豆粒ぐらいの大きさだった。
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