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「ちょこーっと忙しいだけだよぉ。しーちゃん先輩も、まーちゃん先輩も、レヴィちゃんのこと、きっと忘れてないよぉ」
「台詞は立派だけれど、お尻を触りながらっていうのはどういう了見かしらね!!!!」
「んふ~、レヴィちゃんすべすべ~」
「機械だから当たり前でしょう……」
そして翌月の7月。
夏の始まりとして、暑さが本格的になったその頃。
聖城学園では、期末試験や体育祭などが予定されているその頃、地域予選が始まった。
時間制限が設けられ、決着までの時間が劇的に加速した試合ばかりだったが、やはり激戦に次ぐ激戦が繰り広げられた。
戦艦同士の銃撃戦や、機神や機龍同士の衝突など、見応えのある試合ばかりだ。
また、地域予選からは、一般市民にも観客席が開放されるため、全国的に戦争競技が盛り上がりを見せた。
やがて、7月末になり。
数々の激戦を見せた関東大会、最後の決勝。
そこに、聖城学園の面々が姿を見せていた。
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