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「待たせたな・・・・」
ドアが開くと、敦が現れ、そしてその後ろに母親の美幸の姿があった。
大きな宝石が着いたイヤリングに、ダイヤモンドが光輝くネックレス。
指には、重たそうな大きな宝石が着いた指輪が3つも填められていた。
美幸の姿は、お金を来た熟女と言ったところだろうか。
「ご無沙汰しております」
私は一応、礼儀として美幸にそう言うと頭を下げた。
美幸は、チラリと私を上から見ると何も言わず、さっさと席に着いた。
私はその態度に、溜息を漏らすと椅子に座った。
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