真実の果てに

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「紗希が、言っている事は事実だ・・・・」 「親父・・・・」 リビングの入り口から、声が聞こえたと思いそちらを見ると、車椅子に座った泰希が居た。 「あなた・・・・」 美幸がそう言うと、ギロリと美幸を睨んだ。 「お前が・・・、紗枝達を追い詰めていたとわ・・・・」 そう言うと、美幸はバツが悪そうに顔を背けた。 その時、白峰の携帯が鳴り白峰は慌てて携帯に出た。 「えっ?そんなまさか・・・!それは本当なのか・・・・?」 私が如月の家に入ってから30分が経っていた。 柏木さん達が動き出す時間だった。 .
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