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「社長・・・、R・Hカンパニーも・・・・」
R・Hカンパニー、それは圭のお父様とひいきのある企業の一つ。
「紗希・・・、お前・・・・」
そう言うと、敦は悔しそうに私を睨み付けた。
「どうする?如月は力があるんでしょ?それとも、お金を渡してる議員に泣き縋ってみる?」
私がそう言うと、敦の顔色が変った。
私は、鞄から書類をいくつも取り出した。
「政治献金?それに、脱税?ああ、これは美幸さんのね。高級倶楽部?男をお金で買って楽しむって訳ね。中には高校生の男の子も居たっけ?」
私は投げつけるように、それらの書類を机の上に置いた。
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