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俺は直ぐに、宮本の事を調べると、居ても経ってもいられなくなっていた。
宮本の本気を知ったからだ。
一度、事業に失敗したものの、急に真面目に一から遣り直したかと思うと、急成長させていた。
そして、詳しい人からの情報だと、一人の女性を探し続けているとの事だった。
その女性が、紗希であると知るには、時間は掛からなかった。
そして、あるパーティーで二人の様子を垣間見る事が出来た。
そこには、今まで見た事もなかった、紗希の笑顔が有った。
正直、俺は悔しかった。
悔しくて、悔しくて…………。
そして、嫉妬していた。
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