猫たちの未来

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★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 「社長!夕方からクライアントとの打ち合わせが入ってるんですから、パパッとこの書類に目を通して下さいね?」 ハキハキとそう言うのは、3年半前に新しく雇った女秘書だった。 「分かった・・・」 「ああ~、喉が渇いたぁー!圭、コーヒーでも飲むか?」 守はそう言うと、席から立ち上がった。 「あっ!それと、立川さん!新しい企画案件が上がったとデザイン部から連絡があったので、連絡をお願いしますね?」 「分かったよぉ~。妙子ちゃんも飲むか?」 守がそう声を掛けると少し考えた後、「じゃあ私が淹れます」と行ってパタパタと社長室を後にした。 .
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