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ただ、秋元教授に面会する事が出来、紗希の様子を伺う事が出来た。
子供を無事に産み、元気に過ごしている事。
あと、念願だったインテリアの会社を小さいながら企業したとの事だった。
ただ、秋元教授は紗希のマネをしたのか、悪戯っぽい笑みを浮かべ、「場所は世界中のどこかよ」と笑って言った。
「もぉ、立川さん。何を呑気に言ってるんですか?」
岬は、守を睨みつけながらそう言うと応接のソファーに腰掛けた。
ちょうどその時、俺の携帯が鳴りディスプレイを見て驚いた。
おもむろに、携帯の通話ボタンを押すと懐かしい声が聞こえていた。
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