猫たちの未来

20/37
前へ
/1301ページ
次へ
[圭か・・・・、久しぶりだな・・・] 「ああ、あれ以来ですか。元気にしてましたか?武浩さん・・・・」 俺の返答に、守も岬もコーヒーを飲むのを止めて俺の顔をジッと見ていた。 [そうだな。それより、紗希ちゃん日本に来てるぞ?] 「えっ?!」 俺はその言葉に、思わず椅子をガタッ!と鳴らし立ち上がった。 守も岬も、驚いた顔をして立ち尽くしていた俺を見ていた。 [・・・さっき、会った。少し痩せてたが元気そうだったよ] その言葉に、俺はホッと息を漏らした。 「紗希は、何で・・・」 守ると岬は、その言葉を聞いてハッとすると、二人も椅子から立ち上がった。 .
/1301ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6689人が本棚に入れています
本棚に追加