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「守、紗希の死んだ母親の実家をもう一度調べてくれ。それから、紗希が一番最初に入っていた施設って、確か長崎だったよな?住所とあと、その頃の事を詳しく調べてくれ」
「ああ、直ぐに調べる」
そう言うと、守は社長室から駆け出した。
「岬、すぐに長崎行きを手配してくれ。明日から数日の間、予定は白紙にしておいてくれ」
「はい。すぐに手配します!」
岬もすぐに立ち去ると、俺は足早に自席へと向かった。
明日から、俺は長崎に行っているだろう。
その為に、今有る仕事を早々に片付けなければならなかった。
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