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ちょうど食べ終わった頃、私の携帯が鳴ったのでディスプレイを見るとイタリアの社員からの電話だった。
武浩さんに、断りを入れてから少し体を横に向けて通話ボタンを押した。
【Ciao、・・・Si Tojiyo・・・・】
(もしもし・・・・東條です・・・)
私は、相槌を打ちながら鞄から手帳を取るとスケジュールを確認しながらメモを取った。
【Per favoresucceda Shiramine?】
(白峰に代わってくれる?)
電話口でそう言うと、武浩さんが小さな声で「えっ・・・」と漏らしたのが聞こえた。
チラリと見ると、その顔は驚きで固まっていた。
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