猫たちの未来

36/37
前へ
/1301ページ
次へ
「もしもし?おはよう。カルロから聞いたわ・・・」 私は白峰に、カルロとイギリスに飛んで話しを進めるよう指示を出した。 「後は、白峰の判断に任せるけど・・・。そうね、ええメールで資料を送っておいて。今日の夜にでもチェックしておくわ。朝早くからありがとう」 イタリアと日本の時差は、―8時間。 恐らく、まだ朝の7時前だろう。 昨日、日本に着いたばかりで疲れていると思って、この時間に連絡をくれたのだろう。 白峰は、こういう気配りが上手い。 .
/1301ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6688人が本棚に入れています
本棚に追加