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すると、電話の向こうはザワザワしており、何やらアナウンスが流れている様だった。
「圭…?」
「しっ!!」
守は、不思議そうに俺に声を掛けると、俺は守を黙らせる為に手を挙げ言葉を制した。
携帯の向こうで流れるアナウンス、それは韓国語だった。
俺は不思議に思いながら、しばらく聞いているとその後にアナウンスは英語に切り替わった。
【仁川空港をご利用頂き誠にありがとうございます。ご搭乗のご案内を申し上げます…】
俺はそれを聞き取ると、ある事に気づき椅子から立ち上がっていた。
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