愛するという事

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長崎から韓国の仁川空港に着くと、眠たそうな紗羅の手を引いて空港内にあるホテルへと向かった。 ホテルに着き、紗羅と一緒にシャワーを浴びると紗羅はさすがに疲れたのか、すぐに深い眠りに着いていた。 「今、仁川空港のホテルよ。仕事の方はどう?」 私は、空港内にあるコンビニで買っておいたミネラルウォーターを取り出すと、それを飲みながら白峰に電話を掛けていた。 [特に、問題はありません。では、予定通り明日の帰国ですね?] 「……ええ」 少しの間を空けると、私はそう返事を返していた。 すると、白峰も少しの間を空けると私に問いかけてきた。 .
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