6719人が本棚に入れています
本棚に追加
「有沢、行くぞ?」
「あ・・・、はい」
私は、メール送信を確認すると携帯を鞄に仕舞って、みんなと一緒に遅目の夕食場へと向かった。
「すいませーん!!生3つ追加でぇ~!!」
「あいよ!!」
ここは、大学近くの駅の前にあるチェーン店の居酒屋。
ザワザワと煩い中、同じゼミの男の子が声を上げて注文をした。
皆は、かなり飲んでいてすでに顔が真っ赤になっていた。
その中、秋元教授は車で来ていたので、一人ウーロン茶を飲んでいた。
「有沢って、やっぱ酒豪だよな?」
一人の男の子が、私の飲み物を見て言った。
.
最初のコメントを投稿しよう!