騙されたD/絶望の過去

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フィリップ「22年前、ミュージアムと呼ばれる組織がガイアメモリを作り、ドーパントが街を襲ったんだ。」 聖治「22年前じゃまだ俺生まれてないし。まだ大学3年だからな。」 フィリップ「そんなドーパントに立ち向かった戦士がいたんだ。それが…仮面ライダー。」 聖治「俺が変身したあれか。」 フィリップ「しかし、つい半年前、新たなガイアメモリが出現した。それが、T2ガイアメモリ。」 フィリップは昨日倒したバイオレンスドーパントのメモリを見せながら言った。 フィリップ「仮面ライダーは果敢にもT2ドーパントに立ち向かったが、その力の前に破れ、殺されてしまった。」 聖治「マジかよ…」 フィリップ「T2ドーパントを倒すために君の力が必要なんだ。頼む力を貸してくれ!天神聖治!!」 聖治「いきなりそんなこと言われたって困る!!俺は普通の大学生だ。そんな危険を犯すことは出来ない。」 フィリップ「T2にはT2の力で挑まなければ勝てない。君の変身する仮面ライダーエターナルがこの町を救う光なんだ。」 聖治「大体何で俺なんだ?他の奴でもいいだろう!!」 フィリップ「似てるんだ。君の目が、あいつに…。」 聖治「とにかく!俺は戦わない。他を当たってくれ。」 そういうと聖治は研究所を出ていった。
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