騙されたD/絶望の過去

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研究所から外に出ると、そこは家の中だった。緑を基調とした壁に、仕事机らしきものに大量の紙が乗っている。 聖治「家の奥に研究所があったのか?どういう作りしてるんだ?」 聖治は外に出た。爽やかな風が吹いている。今日も風都は快晴だ。 すると聖治の携帯に着信がくる。 聖治「もしもし。琴実か?」 琴実「聖治!あんた昨日家に帰ってないんだって!?どこで何してたのよ!」 聖治「やっべ~お袋琴実の家に電話掛けたなぁ。」 琴実「とにかく私は風都森林公園にいるから、早く来なさい!」 電話が激しく切れた。 聖治「はぁ~とりあえず急ごう!」 聖治は森林公園に向かって歩きだす。
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