騙されたD/絶望の過去

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聖治は森林公園に着いた。 聖治「わりぃわりぃ。」 琴実「はい。正座!」 聖治「いや、でも。」 琴実「問答無用!!」 この女性の名は「波原琴実(ナミハラコトミ)」聖治の幼なじみで大学の同級生。 琴実「あんた昨日どこで何してたのよ!?」 聖治「昨日は…。」 聖治は自分が仮面ライダーになってドーパントと戦ったことを思いだした。しかし琴実にそんなこと言える筈はなかった。 聖治「友達の家に泊まってた。」 琴実「じゃあなんで家に連絡いれないのよ!!」 聖治「楽しくってつい忘れちまったんだよ。」 琴実「全く。気をつけなさいよ。心配したんだから…。」 琴実は目に涙を浮かべている。 聖治「琴実…?」 琴実「はっ!嫌だ何涙なんか流してるのよ。私ったら。」 聖治「?」 読者の皆様はこの雰囲気をお察しだろう。よくあるパターンです。
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