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犯した罪と、現実には理由なく展開してゆく
自分に何かがあると想い気をまぎらわせるしかない日常
捕まらないのはおかしい
疑問を持ちながらも、まるで他人事のように日々を過ごす
街へゆく
普通に車や人が行き交う
自分の様相の顔立ちは未だに見掛けない
小さいときから続く
それが現実であり
まるで顔の造りが違う人並み
歩き疲れ
喫茶店に座る
音楽が流れる
懐かしい感じのカントリーソングに聞き入り
辺りはまだ明るい3時頃
ウェイターが水を持ちながら話すが聞き取れない
小さな声
バジルスパゲティを注文
ウェイターの顔立ちを眺めるオトコ
頭の中には存在感しかなく、自分の今に納得している
いや依存しているのは罪の意識からか?
忘れてしまった何かを感じ
把握する意味すら確りしていて理性的
そうオトコは思った
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