焦燥の行く先

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A子は走った。どうにかしなければならないと。 実は自分の右腕を持っているのだ。自分の上履きのロッカーに入っていたのだ。 これは自分の腕だから守らなければならないとA子は思った。しかし異常な状態なので他の人に見られたら、びっくりされる。しかし捨てるわけにもいかない。 走っているうちに両腕で、その腕を持っている事に気付いたのだった。終
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