入学式

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その日は何だかんだで直ぐに終わった。 「美夜帰ろー♪」 夏海が駆け寄ってきた 「うん♪ってあ!理科の課題出してない;」 美夜は課題を片手に話しかけてきた 「マジかぁ;;出しに行く?」 「うん;あの先生根に持つタイプに見えるし(汗)」 顔を渋くさせて美夜が言う。 「あはは;じゃあここで待ってるよ♪いってらー☆」 「うん;ごめんね↓↓」 そう言うと足早に教室を出て、走って行った。 「はぁ・・・はぁ・・・ここかあ・・、」 息を整えながらドアをノックする。 コンコン・・・ 少し経ってはいっと声がした。 「1の4の川上です」 すると入れと言われ、扉を開けた。 「失礼しまぁー…」 言葉が詰まった。何故かと言うと、窓際にある机に男の人が座り、その人の横顔に夕日が当たっていた。その姿は、何とも言えない美的絵画のようになっていたのだった。 「どうした川上?」 先生は疑問的な表情を浮かべる。 「ぅえ、いっや。か課題を出してなくて;」 ついどもってしまった。 「あぁ。ちょっと待ってろよ。」 すると先生はダンボールを出してきた。 「??」 訳が解らず?を浮かべると
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