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斎藤「なーにが正当防衛だ!正当防衛っつーのは己を守るためにあり、加害者を返り討ちにすることじゃねぇだろーがあああ!」
吉岡「…斎藤くん、そうやってすぐに誰彼かまわず胸ぐら掴んじゃダメですよ。ちゃんと相手を確認しないと…。」
斎藤「いや、俺は龍神にお仕置き…を…あ…れ…?」
赤木「ねぇ…斎藤くん…気持ちよく寝てる美少年を胸ぐら掴んで起こすなんて不躾じゃない…?」
斎藤「げっ、赤木…!」
赤木「寝てちゃ悪い時間に乱暴起こされるのは結構だけど今は放課後の昼下がり、よくも起~こ~し~た~な~!!」
斎藤「うわぁぁっ!!悪かった、悪かった謝るってばコラ、龍神!おい俺を置いていくなあぁぁっ!!」
龍神「うわぁぁっ!!追いかけてくるなぁぁぁっ!!」
斎藤「お前龍神組のご子息だろーがこの化け物なんとかしやがれぇぇぇっ!!」
吉岡「廊下を走る時は気をつけてー。」
龍神(お…っ、あんなところに図書室。)
斎藤「こら龍神っ!お前だけ安全地帯に閉じこもるなっ!うわぁぁっ――。」
龍神「ご機嫌ナナメな赤木は足の速いゾンビだぜ…ったくよ…。」
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