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富山「…はい、今日のお話はここまで。次回をお楽しみに。」
田中「えーっ、先生もっとー!もっと話してくれないと、俺この場で漫才しちゃいますよー!」
冴木「田中くん、漫才は休み時間にしてください。今は授業中なんですから。」
尺澤「おっとさすが委員長、僕が注意しようと思ったのに、先越されてしまった。」
――品川、騒がしく教室の扉を開く。
品川「オイオイオイ、大変なんだよ!なんかさ、体育で浜辺ランニングしてたらさ、人が倒れてたんだ!」
深水「品川くん、騒がしいですって何度言えばわかるんですか!」
尺澤「品川…そんなことわざわざ授業中に騒がしく報告することないじゃないか。」
田中「そーそー。こんな孤島に、人間のひとりやふたり、浜辺に打ち上げられてもおかしくねーだろ。」
冴木「打ち上げられてたら大変ですよ!まったく田中くんは人の命を何だと…。」
品川「だー!今は委員長の説教聞いてる暇はないんだってば!」
深水「品川くんにお説教しているのは私ですが…。」
品川「ハイハイわかったよ深水センセ。今は浜辺の人魚の話だってば!」
富山「…人魚?」
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