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「えぇえっ、ちょ!?俺ゲイなんだよ?男が好きなんだよ?」
いままで全体的に気まずそうな顔をしていた少年一二三はここで初めて慌てた様子をみせた。
「かまわない。お前が男と女両方ともいけるようになれば自然と私のことも好きになるだろう?」
一二三がわたわたしているが、その反面鹿子は男らしかった。
しかし、若干言ってることがおかしかった。
多分緊張のしすぎだろう。
「………。」
「………。」
また沈黙が訪れた。
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