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椿「今日の時間割は確か古典、世界史、英語と…後何だっけ?まあいいやどうせ寝るだろ。」
家から少し歩いたとこに
真っ白で毛並みがフワフワな猫が
椿の前に止まった
椿「ん?なんだ?この猫
すげえ可愛いじゃねぇか!!!」
と言いながらいきなり猫に抱き付いた。
実は動物好きな椿
可愛い物を見ると抱き付く癖がある
少々やっかいな人間である。
?「痛いんだがのぅ」
きょろきょろ
椿「は?誰だ?今喋ったの。」
椿の回りには人は誰もいない
?「ここじゃここお主の腕の中に居るじゃろ」
椿「はぁ?腕のな…か?
って、はっ!?」
普段冷静な椿が狼狽えるのは
珍しいので自分でもびっくりしていた。
?「うるさいのぉ。耳元で大声を出すんじゃない若僧」
椿(んだよこの猫偉そうにしやがって腹立つな、絞め殺してやろうか?)
心の中でとんでもないことを考えている椿
端から見れば猫と会話している男子高生
だがしかし幸いにも
回りには人が居ないため
可哀想な目で見られる必要はない
椿(回りに人が居なくて良かった。端から見れば俺頭イカれてる奴じゃねぇか。)
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