Prologue

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?「ったく…シモンは人使いが荒過ぎだ。何が書類を終わらせないといけないから依頼に行けだよ…書類を溜め込んだシモンが悪いだろ…」 そう言うと俺は大きく溜め息を付いた。 何故こうなったのか、理由は一時間前に遡る。 ?「急に呼び出してどうしたシモン?」 シモン「依頼を頼まれたんだよ」 今返事をした奴の名前はシモン・クラウディア。 俺が所属しているギルドの総長をやっている。 ?「まさか俺に行かせるとか言うなよ?」 シモン「御名答だよ♪」 ?「オッサンが語尾に♪付けるな。気持ち悪い」 シモン「そんなにストレートに気持ち悪いとか言うなよレオン!?意外と傷付くんだよ?それに俺はまだ20代だからオッサンじゃない!」 因みにレオンって言うのは俺の名前で、家名はクラウディアだ。 シモンと何故家名が同じなんだ?と思った奴に言っとくが、血は繋がってないからな? まあ詳しくは機会があったら話すよ。
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