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｢おい、優也!｣
練習を終えて部室で着替えていると後ろから呼ばれた。
振り返ってみると、隆平がやはり着替えながら僕を呼んでいた。
｢これからさ、晩飯食べに行こうぜ｣
｢いいよ｣
｢話、聞かせろよな｣
隆平は目をキラキラさせて言った。
…すんげぇ嬉しそうだな。
悪いけど、僕は落ちてるんだけどな。
チリリとイライラがつのる。
お気楽なやつはいいよな、なんて思ってしまう自分に嫌気がさした。
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