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あれからなんだかんで土曜日まで過ぎた。
今俺は寮の大部屋の厨房で料理を絶賛製作中だ。
料理は様々で前菜からデザートまでフルコースを用意している。まぁ流石にそれなりの人数分の食事を作らないといけないので始まる時間の結構前から準備を始めている。
途中、紗夜達が手伝ってくれていたが、今は鈴達を迎えに行ってもらっている。
次第に料理の準備が終盤に差し掛かってきたので大広間のテーブルに数々の料理を並べ始める。
最後の料理を並べ終えたあたりで玄関の方から騒がしい声が聞こえてきた。
修「ぴったしだな」
大広間に入ってきたのは鈴達で大広間に着くなり「わぁ~」っと驚かれてしまった。
鈴「これ全部修夜君が作ったの?」
修夜「全部じゃないがほとんどのものなら俺が作ったが・・・どうかしたが?」
みんな無言でテーブルに乗った料理を眺めている。
そんな中、平然としていたのは料理を手伝ってくれた紗夜達と静姉さんだけだった・・・
修「それより、そんな立ったままいられると落ち着かないからとりあえず座ってくれ」
その言葉を聞いてくれたのかみんなおとなしく座ってくれた。
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