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あの日から
何年経っただろう。
何回
今日を迎えただろう。
当たり前のように
君はここにいなくて
当たり前のように
時間が過ぎていく。
何年も経つのに
受け入れられない僕は
いつの間にか
君を探してる。
あの場所に行けば
君に逢えるんじゃないか。
君が笑って
抱き締めてくれるんじゃないか。
やっぱり君は
そこにいなくて
いつもみたいに
涙を流すしかないんだ。
ダサいと思う。
子供みたいに
現実から逃げてる自分を
最低だと思う。
君は きっと
僕を見て
泣いてるのかな――。
笑ってって
言ってるのかな――。
ねぇ いつかさ
僕が 君を
想い出に出来たなら。
現実を 受け入れられたなら。
君に 逢いに
あの場所へ行くよ。
きっと きっと
笑って 逢えるように。
きっと きっと
君に 笑ってもらえるように――。
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