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ゆいが拾われた日(じいじとばあばはゆいの誕生日としている)から三年が経ちました。
じいじのことが大好きなゆいは、じいじが毎朝お仕事に行くのを見送るのが日課でした。
この日じいじは愛車のトレーラーに乗って、修理の終わったティラノを迎えに行き、現場にティラノを下ろして、トレーラーで家まで帰るのが仕事でした。
運転するだけなので、ゆいに『乗ってくか。』と聞きました。
ゆいは始め、きょとんとしていましたが、じいじと一緒がよかったので、『行く。乗るぅ。』と言って、じいじに抱えてもらって、助手席に乗りました。
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