第1章 ‐出逢い‐
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まだ、半開きのままの目を、何度も瞬きしながら、声がした方を見てみると…。 顔も体も四角い、鉄のような物で出来ている、人型ロボット…。 「えっと…、あなたは?」 「まさか!?私をお忘れですか?サキ様。」 …見たことあるような、ないような。知っているような、知らないような…。 ぽかんとしていた私に、そのロボットは更に話し始めた。 「私は、サキ様の側近のリチャードです。覚えては…いないようですね。」
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