第20章

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……私、今困ってます。 青木さんにホテルまで送られて来たのは良かったのだけれど……いや、良くもないんだけどね……。 自分のせいだとわかってはいるけど、車内の空気と言ったら……。 ううん、私が皆に対して後ろめたい気持ちがあるからそう思うのかもしれない。 現に、冬次も光輝も。そして賢斗さんもみんな普通に接してくれたから。そんな彼らにどれだけ救われたか。 でも、それもホテルに着いたらおしまい。 3人はそのまま青木さんと共にそれぞれの自宅へと戻ってしまった。 残ったのは私と相川先輩。 そこで本題に戻る。 私、今困ってます。 .
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