夜明けからの...

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心の悲鳴をあげる私は、至近距離にいる魔王化を成し遂げようとする稔麿が怖くて……ううう動けませんッッ!! 何度も言うけどッッ!! 今さっきの稔麿のが良い!! かなり…ビビっちゃうよォ!! 彼はクスクスと笑いながら、私の腰に手を回して私を抱えこんだ。 そして、彼の腕にグッと力が入り 蒼「へっ???」 持ち上げられたと思ったら彼の膝に移動したァァァッッ!! そのままギュウっと抱きしめられて……絞め技ッッ!?と思いたい気分になる。 ただでさぇ近かった距離が 0ですからッ!! 体がぴったりとくっついてしまっていて…恥ずかしい!! これが絞め技ならば、恥ずかしさは無くなりそうやのにっ。 ドキドキドキドキドキドキと、心拍数は早まって……心臓発作かもしれない。 なんとかせねばと、私は口から言葉を放った。 蒼「アンチ変態ッッ!!アンチ変態ッッ!!」 膝に乗せるなんて、魔王が変態になったとしか思えへんから!! 変態撲滅運動を始めてみましたがッッ!! 稔麿「プっ…。」 変態扱いされてる割に、余裕の笑いを溢す変態。 効果が無いィィッッ!? 思った以上に効果が無かった!! 彼は余裕の笑いを溢した後に、片手を腰から離して、ガッと私の頭を掴む。 グググっと頭を固定され、強制的に目を合わさせられる。 蒼「アンチ…変…」 効果が無くても言い続けていた私は、彼と目が合った瞬間に言葉が喉から出なくなった…… 変わりに、出そうになるのは…  心 臓 ドキドキがドキドキさを増して、猛スピードで胸を動くからぁッッ!!心臓が取れそうだよオイィィ!!     
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